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第2章
公的医療保険等
1公的医療保険の概要
公的医療保険には、職域保険である被用者医療保険と、地域保険である国民健康保険がある。75歳になると、すべての人が後期高齢者医療制度に加入する。
(1)被用者医療保険
被用者医療保険の代表的なものは、健康保険である。会社員が、事業所単位で加入する。このほかには、特定の職業の者が加入する国家公務員共済組合、地方公務員等共済組合、私立学校教職員共済などがある。
(2)国民健康保険
被用者医療保険に加入していない地域住民を対象とするものとして、国民健康保険がある。自営業者等が個人で加入する。
(3)後期高齢者医療制度
すべての75歳以上の人が対象となっている。
POINT!
・ 会社員は健康保険に加入する。
・ 自営業者は国民健康保険に加入する。
・ 75歳になると、すべての人が後期高齢者医療制度に加入する。
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